あしがムズムズ
2019年08月30日
こんにちは。
暑さがひと段落と思った矢先に、大雨だったり、また暑くなったり…
かぜをひかれるかたも増えています。
睡眠はしっかりとるようにしてくださいね。
さて、今回はその睡眠にも少し関連のあるおはなしです。
この季節はエアコンがないと寝苦しいですよね。
ただ、この暑さとは別に、夜にベッドに横になった時に、
「手足がムズムズしてじっとしていられなくなる」
なんて症状を感じることはありますでしょうか。
この手足のムズムズするいやな感じは、
「手足を少しもぞもぞと動かすと良くなる」
なんてことを感じるかもしれません。
これらを
「むずむず脚症候群」
もしくは
「レストレスレッグス症候群」
といいます。
立派な神経機能の異常のひとつなんです。
正確には
①じっとしているとムズムズしてきて
②つい手足を動かしたくなり
③動かすとすこしムズムズがよくなり
④この症状は夕方から夜に感じやすい
という特徴があります。
「むずむずあし」といいますが、
おなじムズムズ感が手に出ることもあります。
からだの中の鉄分が不足して起こることもあれば、
脊髄が悪いことが原因であったり、
また腎臓が悪くて起こったりすることもあります。
その一方で、はっきりとした原因がわからないことも多くあります。
日本では100人に4~5人くらい発症しています。
この「むずむずあし」が何故つらいかというと、
気になってしまってあまり良く眠れなくなってしまうのです。
今では、この症状に対して効果があると言われているいくつかの薬があります。
もしお困りの方がいらしたら、一度クリニックで相談してみるとよいですよ。